低品質備忘録

趣味についてテキトーに。

【ORASシングル】シーズン17 フーディン入り2000達成構築

はじめまして。
ORASレート最後のシーズンでフーディン軸を使い、ある程度の結果を残したので、記録しようと思い、この記事を書くことにしました。


使用構築

f:id:grizzly33:20160914163737p:plain
最高・最終レート:2008(500位くらい)



概要

構築の出発点は、最も好きなポケモンを使ってレート2000を達成しようという、始めて半年の未熟者にはまるで無謀な決意だった。
軸に選んだのは前述した理由からメガフーディン。残念メガシンカと言われることも多いが、しっかり考えて使えば強いと判断し、苦手なところをカバーできる取り巻きを探した。
フーディンマリルリナットレイヒートロトムという並びはシーズン16のころから手応えを感じていたため続投。
裏のメガはガルーラやボーマンダなどとも迷ったが、対応範囲が広くメガしなくても活躍が見込めるゲンガーを採用。
ここまでで対応できないポケモンの中で、最も個体数が多いメガボーマンダに強く、ロトムが出せないときに飛行・電気の対処ができるドサイドンがラストピースとして入ってきた。


個体紹介

f:id:grizzly33:20160913205518g:plain
メガフーディン マジックガード→トレース 
サイコキネシス/気合玉/守る/アンコール
メガ前:H155 B80 C155 D115 S181
メガ後:H155 B100 C195 D115 S214

主な調整
素早さ:メガ前メガルカリオ抜き メガ後準速スカーフ霊ランドと同速
耐久:意地スカガブの逆鱗低乱1発 意地珠アローのブレバ確定耐え

役割対象
ゲンガー、ガルーラ、バシャーモルカリオヘラクロスミミロップゲッコウガローブシンエルフーンフシギバナ、霊獣ボルトロスなど

苦手なポケモン
エスパータイプ全般、ギルガルドサザンドラファイアローハッサムクチート、Sを上げる積み技持ち(バンギはアンコが間に合う)、電磁波を撃ってくる奴、チョッキ持ちなど

対面厨パに強い駒であり、この構築の主役。エスパー技の通りがいい構築に滅法強い。気合玉を当てさえすれば、鋼タイプも倒せないことはない。読みが絡むが、アンコールを上手く使えればかなり強いポケモン。また、金縛り警戒で変なプレイをされることもあり、それらを含めて、択ゲーが頻発する。言葉通りの択ゲー製造機で、慣れるまでは難しい。
サイキネは大抵の等倍相手なら確2なので、舐めた後出しは許さない。フーディンを使う上で注意すべきなのは、Sを上げる積み技と強力な先制技。歯が立たないので、裏で見る必要がある。

トレース活用例

  • 親子愛、変幻自在、適応力などの火力アップ特性をパクって全抜きを狙う
  • 貰い火、蓄電、呼び水などの無効化特性をパクってメイン技を出させない
  • 砂かき、すいすいをパクって天候パへの切り返しを行う
  • 悪戯心をパクって自分に害の無い技をアンコールする
  • 天然をパクって補助技をアンコールする(ピクシーはマジガだと無理)
  • 威嚇をパクって被ダメを減らす

など…。

補足

役割対象にガルーラを入れているのは、択を制すればアドを取りながら突破できるからです。実際、私は何度もフーディンでガルーラを殺してきました。
不意打ちで処理しようとしてくる方がよくいらっしゃるのですが、何十回も起きたフーディンガルーラ対面で、不意打ちを喰らったのは片手で数えるほどだと記憶しております。100%安定してガルーラを処理できるポケモンなのどいないのですから、信用していい数字だと思っています。
ではどういうプレイングをしているのかというと、すいません、完全に経験です(笑)これについては、詳しく書くと膨大な量になってしまうので、今回は書きません。気が向いたら1つの記事にしようかな。




f:id:grizzly33:20160913211248g:plain
マリルリ@ラムのみ 力持ち
アクアジェット/じゃれつく/叩き落とす/腹太鼓
H184 A112 B111 D101 S83

主な調整
素早さ:大抵のポリ2抜き
耐久:特化メガバシャの膝2耐え

役割対象
バシャーモヤミラミウルガモスサザンドラバンギラスなど

有名なフーディンマリルリの並びを作れる雑巾。しかし、太鼓を積んでもマリルリの抜き性能はあまり信用できないので、アンコールから太鼓という流れを行うかどうかは慎重に考えていた。
選出率はかなり低く、どちらかというと見せポケとしてバシャやガモスを牽制し、バナやゲンガーを誘う役割を担っていた。
オボンの流用個体なので、調整はかなりテキトー



f:id:grizzly33:20160913214641g:plain
ナットレイゴツゴツメット 鉄の棘
パワーウィップ/ジャイロボール/宿り木の種/ステルスロック
H181 A120 B195 D136 S22

主な調整
素早さ:最遅
耐久:ガルーラのグロパン+地震耐え
火力:ジャイロボールでガブリアスを高乱2発

役割対象
炎技の無いガルーラ、ガブリアスクレセリアニンフィアギャラドスキノガッサウォッシュロトムなど

とてもよく燃える便利屋。構築の穴を埋め、削りを入れていく嫌らしい奴。しかし、いつの間にか死んだり、起点になってしまうので、運用はシビア。
本当は使いたくないポケモンなのだが、フーディンを軸にする以上、強引な穴埋めは必要なので、仕方なく採用。なんだかんだ選出していた。



f:id:grizzly33:20160913220128g:plain
ヒートロトム@食べ残し 浮遊
放電/オーバーヒート/毒々/身代わり
H155 B128 C126 D157 S124

主な調整
素早さ:準速ガッサ抜き抜き
耐久:無振りクレセリアのサイキネ・威張られた後の不一致イカサマを身代わりが確定耐え
火力:大抵のクレッフィの身代わりを放電で破壊できる

役割対象
ボルトロス、サンダー、ナットレイギルガルドクレッフィクレセリアファイアローなど

どこかの記事からパクった、穏やかなヒトム。残飯なのに最速じゃなかったり、浮いてる電気タイプのくせにボーマンダに押し負けるなど、色々と甘えている気がするが、使い慣れているので愛用している。ナットレイとの相性補完が優秀で、よく一緒に選出していた。
放電と身代わりは残飯ロトムの標準装備だが、オバヒと毒は決してそうではないので、理由を少し記しておく。

オバヒ
瞬間火力を出したい場面があると判断したのと、ハッサムを迅速に倒すために採用している。残飯が発動するとオバヒを読まれないので、けっこうキマった。


重いクレセリアや様子見で羽休めしてくるアローに刺すために採用。ヒードラン以外の鋼タイプは後出しされないので、これまたよくキマった。ヒードランは相手の調整次第で負けてしまうのだが、あちらからも有効打が無い場合もあるので、なんとかなったりした。



f:id:grizzly33:20160913224143g:plain
メガゲンガー 浮遊→影踏み
祟り目/道連れ/鬼火/滅びの歌
メガ前:H167 B80 C151 D95 S178
メガ後:H167 B100 C191 D115 S200

主な調整
素早さ:最速
耐久:フーディンより少し硬いくらい

役割対象
ガルーラ、フシギバナ、ピクシー、オニゴーリハッサムなど

誤魔化しの鬼。表のフーディンが有利不利ハッキリおじさんなので、彼の苦手なところを補う裏のメガ。害悪対策もできるように滅びを採用しているが、ヘドロ爆弾や身代わりが欲しい場面も多々あった。
よくいる奴なので、あまり書くことはない。



f:id:grizzly33:20160913225700g:plain
ドサイドン@オボンのみ ハードロック
地震/ロックブラスト/冷凍パンチ/ステルスロック
H216 A194 B150 D97 S60

主な調整
物理耐久:クチートのじゃれつくをオボン込みで高乱2耐え
特殊耐久:眼鏡ニンフィアのハイボ確定耐え

役割対象
ボーマンダファイアロー、草結びの無いボルトロスヒートロトムバンギラスガブリアスなど

これまたどっかから調整をパクったポコモン。ボルトチェンジの一貫切りと、広い範囲の打ち合いを担う。現環境で採用される地面枠は、ほとんどがガブリアスランドロス、次点でマンムーというところだが、わざわざドサイドンを採用したのは、ボーマンダへの強さを評価したからというのと、対面性能が非常に高いからである。
4倍弱点を突かれなければ大抵の攻撃を耐え、地面+岩+氷の技範囲で切り返すことができる。同じ技範囲を持つマンムーは、ガルーラに隙を見せるため採用には至らず。
行動回数を増やすために、オボンのみを持たせている。


立ち回り

この構築にはこう!といった選出パターンは無かったが、強いて言うなら、こいつがいるからこいつといった受け身な選出をしていた。やりたいことがハッキリしている構築ではないので、柔軟な対応が求められる。
○○はどう対処していましたかと聞いてもらえれば、一応答えられます。


ツラい構築・ポケモン

受けループ
無理。

ガルクレセドラン系統
ゲンガーを上手く使ってなんとかサイクル回すしかない。

ゲッコウガ
99%初手に来るので、フーディンで気合玉をぶち当てよう。

ギルガルド
ヒートロトムで身代わりの択を制すればなんとか…。

リザードン
XもYもキツい。なんとかステロを撒いて誤魔化そう。

ハッサム
上手くゲンガーかロトムの対面を作って鬼火やら身代わりやら。

ポリゴン2
気合玉の命中次第。

ウルガモス
マリルリしか対処できない。ギガドレイン持ちは知らん。


まとめ

f:id:grizzly33:20160914165020j:plain
この構築は、安定感というものが全く無い構築でした。軸であるポケモンフーディンがそもそもアヘアへ択ゲーマンなので、当たり前というか、しょうがないことなんでしょう。
どのポケモンも有利不利がハッキリしているので、交換読み交換など、毎試合神経を擦り減らしながら戦っていました。こんな構築で勝てたのは、マッチング運私自身がメガフーディンに多大な情熱を傾けたからだと思っています。
フーディン入りの構築記事を読み漁り、育成と解雇の繰り返し。1900から1600代に落ちたときは、流石にやめようかと思いましたが、フーディンを信じて2000を目指して本当によかったです。
しょーもない構築記事でしたが、数少ないメガフーディン入り2000達成構築の1つとして、参考になれば幸いです。